野田さん
サービス部・部品課
2016年 入社
PROFILE
前職は派遣社員としてカーディーラーの受付で勤務していて、正社員としての職場を探していた時にご縁があり、豊ふに入社させていただくことになり、現在ではサービス部の部品課に所属しています。入社する前は豊ふの名前すら知らない状態で、カーディーラーに勤めてはいましたが、自動車関係の知識に明るいわけでもなかったので、豊ふのメインとなるトラックの部品についての知識はゼロからのスタートでした。
私の仕事
はじめは呪文を解読していく作業でした
部品課は主に社内での部品の在庫管理がメインの業務になるので、多くの部品の知識が必要になってきます。私は部品の知識ゼロからのスタートだったので、はじめのうちは呪文を聞いているような感覚でしたね。笑 まずは電話の応対から始めて、電話口でお客様が言っている呪文のような言葉を、ひとつひとつ飲みこんで、先輩方に聴きながら知識をひとつひとつ習得していくという形で、部品の知識を少しずつ増やしていきました。お客様が言っている内容をちゃんと理解して受け応えできるようになるまでに半年ぐらいはかかったかと思います。わからないことが出てくるたびに、嫌な顔をせずに丁寧に教えてくれたり、一緒に調べてくれた部品課の先輩方には感謝してもしきれません。
私の情熱
わからないままにしたくない
部品課には車検部品や整備部品について、お客様やメカニックから問い合わせがあります。「こういった部品ある?」がスタート。そこから調べはじめ、少し調べてもわからない時は、どんどん深掘りをしていきます。わからないことをわからないままにしておきたくない私の性分もあり、わからないことがわかった時の快感がなにより好きです。メカニックの方達は整備のプロですが、私たちは部品のプロにならなければいけないといつも思っています。部品に関する情報を調べ上げ、部品のことならなんでも対応できる、聞けばすぐにわかる、それが部品課の理想です。もちろん今の段階では覚えることが山積みですが、一歩ずつ進んでいけたらと思います。
私の印象
新しいものを取り入れてきた90年
豊ふは90年もの歴史のある会社と聞いていたので、入社する時には「しきたりとか、すごい古い会社なのかな?」という漠然とした印象を持っていましたが、実際に入ってみるとまったくそんなことはなく風通しの良い会社でした。業務の中で、ここはもっとこうした方がいいのでは?と感じた時に実際に動いてみると、まわりも賛同してくれて、業務が徐々に改善されていく。そういったことが多くあります。部品課に配属されたばかりの入りたての私の一意見でも取り入れてくれる懐の深さには当時は驚きました。笑 いろんな新しいものを取り入れてきたからこそ続いてきた90年なのだろうなとその時感じました。
知識の更新
車の型が変わるたびに新しい部品が追加されたり、今だと電子制御の部品がどんどん変わっていったりと、日進月歩でどんどん変化していく業界なので、常に新しい情報は仕入れておく必要があります。私たち部品課の場合、いろんなことに対応できる対応力は、知識量からくるので、なによりも知識が大事です。日々知識を蓄えることはもちろん、部品課だけでは流れに追いつかないので、整備課や他の部署とも連携しあいながら、部品の変化を見過ごさないように心がけています。正直なところ、本当になにも知らないところからのスタートだったので、不安もありましが、私でもなんとか仕事ができるようになったので入社希望の方にも安心してほしいです。知識欲が旺盛な人には特におすすめの職務だと感じています。
私の目標
今までと同じように知識を蓄えながら、スキルアップしていけたらと思っています。新しい車の知識はもちろんですが、今動いている古い車の知識も必ず必要になるので、幅広く身につけていきたいと考えています。“聞かれたことにすぐに応えられること”これは部品課にとっては理想的な姿ですが、なかなかそこに辿り着くことはできません。ただ、少しずつでも自分の知識を増やし、わかることを広げていければ、理想に近づいていけると思っています。
資格取得とキャリアップ
部品スタッフとして取得できるメーカー独自の資格は、部品2級、部品1級、F-PARTSと3段階のステップで用意されています。基礎知識を座学で学んだ上で、ロールプレイングで製品説明をする試験なので、お客様がどういった理由でその製品を求めているのかを読み取って、返す力を試されます。部品課で仕事をする上で、この力はそのまま役立つので、資格取得への勉強をする過程で、私たちに何が必要なのかがわかってきます。もちろん資格手当としてお給料にも反映されます。どの部署でもキャリアアップのための挑戦できる資格がそれぞれに用意されているので、だれでもどんな業務でも、モチベーションを高く持っていられるのが豊ふの良いところです。